【新ひだか】町教委主催のわんぱくチャレンジスクール「キッズファーマーズ」が24日、町内目名の静内ハウス団地で開かれ、ミニトマトの収穫とピクルス、シロップ漬け作りを体験した。

　小学３年から６年生を対象に農業への興味を持ってもらうことを目的に実施。研修施設の静内ハウス団地でミニトマト（太陽の瞳）の定植から収穫までを体験する。

　今回は19人が参加。６月25日から９月24日までの土曜日に全７回実施。ミニトマトの勉強会や定植、吊り上げ、脇芽とり、葉かき、除草、収穫などをハウス団地の研修生のアドバイスや指導を受けてミニトマトを生育。７月16日に約30㌢程度の苗を１人10本植え、現在は苗が２㍍を超えて伸びミニトマトがたわわに実っている。

　最終日となるこの日は、収穫後に公民館で酢をベースにしたピクルスと皮をむいたシロップ漬けの２種類を作り持ち帰った。

　参加した石井花さん（三石小４年）は「ミニトマトを育てることが大変なことがわかった。脇芽とりが一番難しかった。今日は、収穫したミニトマトでピクルス、シロップ漬けが作れて楽しかった」、鎌倉佳大君（高静小４年）は「ミニトマトのことがたくさん勉強できて楽しかった。吊り上げが一番難しく、世話が大変なことがわかった。家族でおいしく食べたい」とそれぞれ感想を話していた。

ミニトマトを収穫する児童