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日高報知新聞

売却総額は20億9165万円【新ひだか】

【新ひだか】20日から静内神森の北海道市場で開催のサラブレッド1歳馬競り市「セプテンバーセール」(日高軽種馬農協主催)は22日、3日間の日程を終了した。531頭(牡240頭、牝291頭)が上場し、413頭(牡196頭、牝217頭)が売却された。売却総額は20億9165万円(税込)、売却率は77・78%で前年に対し5・39%増、1頭当たりの平均価格は506万4528円だった。

 セール中の最高額取引馬は、1日目に上場された日高町賀張・宝寄山拓樹牧場生産の「ウインアイスバーグ2021」の牡(父ドレフォン)の2200万円で、鹿児島県の竹園正継氏が落札。

 牝馬の最高額は2日目に上場された2頭が1540万円で同額。日高町清畠・アイズスタッド生産の「グロッタアズーラ2021」(父ミッキーロケット)は原村正紀氏が落札。新ひだか町静内・矢野牧場生産の「キュリオスティー2021」(父モーリス)は日本中央競馬会が落札した。

 同農協の今季競り市の販売総額は現在までで152億2400万円となり、6年連続で100億円を超えた。今年もコロナ禍でオンラインが浸透し、10月のオータムセールを残して昨年の年間総額145億3859万円を超え、過去最高を更新した。

 セール終了後、同農協の古川雅且組合長(68)は「3日間の開催で、売却率がそんなに変わらず安心している。コロナ禍でもオンラインが定着してきて、セプテンバーセールでも良い馬が手に入ると認識してもらえたら、サマーセールとの分散でこれから日程の調整など考えて行く」と話していた。

最終日も活発な競りが行われ総額も記録更新した

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