賞状を手に、作品の前で笑顔を見せる門間君

　釧路市動物園（鈴木貴博園長）は２５日、同園レストハウスで、第４９回全道幼児・児童動物画コンクール（日本動物園水族館協会北海道内加盟園館主催）の表彰式を開き、市と全道の特別賞を受賞した小学生５人の栄誉をたたえた。

　同コンクールは札幌市丸山動物園など８施設がそれぞれ作品を募り、今回は１９０８点の応募があった。このうち、釧路市動物園には４５点が集まり、１６人が入賞。その中から１０点を全道審査に出品した。

　この日は、釧路市長賞と日本動物園水族館協会北海道地区代表賞の門間大明君（釧路市立湖畔小６年）、釧路市教育長賞の伊藤瑠菜さん（滝川市立東小６年）、釧路市動物園協会長賞の伊東きらりさん（釧路市立光陽小４年）、釧路市動物園長賞の田口凜さん（市立美原小２年）、優秀賞の岩井莉奈さん（市立湖畔小１年）を表彰した。

　式では鈴木園長と審査員の小野三枝子さん、市動物園協会の野田聡係長が各受賞者に賞状や記念品を手渡した。エゾシマリスの絵を描いた門間君は「手の細かい部分を筆の先端だけで着色するのが大変だった。最後のコンクールで全道入賞できてうれしい」と笑顔で話していた。