秋の行楽シーズン、道南の観光地も盛況【函館】
3連休の中日となった24日、秋の行楽シーズンを迎え、道南各地は多くの観光客で盛況した。新型コロナウイルス対策の行動制限がなく、感染者数も全国的に減少傾向にあることから人流が回復し、各地では思い思いに楽しむ観光客の姿が見られた。
〇…函館ベイエリア(末広町)付近の通りは土産選びや函館グルメを楽しもうと多くの観光客が往来。レンガ倉庫前の道路にも車列ができるなど混雑し、付近の有料駐車場も満車状態が続いた。午後からは天気が回復して青空も見え、秋晴れの下、海やレンガ倉庫をバックに記念撮影する観光客の姿もあった。
同日友人と2人で函館入りし、ベイエリアを観光中だった東京都足立区の会社員、石丸小唄さん(33)は「コロナで控えていたので旅行は久しぶり。旅行は行動制限がなく、感染者数も落ち着き始めたことから計画した」とし「函館の後は札幌、小樽にも行く予定。北海道に来たので海鮮など食を楽しんで帰りたい」と話していた。
〇…函館公園(青柳町)には、親子連れなどを中心に多くの市民や観光客が訪れ、園内の「こどものくに」でさまざまな遊具を楽しんだり、動物施設でミニチュアホースと触れ合ったりして、それぞれ連休の一日を満喫していた。
函館出身で札幌在住の80代の夫婦は、23日から3日間の予定で函館を訪れ、この日の午前中には両親や親類の墓参りを行い、午後からは函館山登山を楽しんだ後、函館公園に足を運んだ。夫婦は「コロナの影響で3年ぶりの帰郷となったが、やっぱり函館の空気は落ち着く」と話していた。
関連記事
SL冬の湿原号、利用好調 昨年度並み1万3545人【釧路市】
JR北海道釧路支社(戸川達雄支社長)は、今年度釧網線で運行した人気観光列車「SL冬の湿原号」と「流氷物語号」の利用状況をまとめた。同支社によると、冬の湿原号は、過去10年間で最多となった昨年度と...
「男なのに」中傷はねのけ 苫小牧の小3年 3年間伸ばし ヘアドネーションに..
がんの治療などで髪を失った子どもの医療用ウイッグに髪の毛を提供するボランティア「ヘアドネーション」に協力するため、苫小牧市柏木町の中田知成君(9)=泉野小3年=が26日、豊川町の美容室「today...
SCSK北海道函館オフィスが開設、産学連携の拠点に【函館】
IT大手SCSK(東京)の子会社で、システム開発やIT業務支援を手掛けるSCSK北海道(札幌、梶田清隆社長)が、道南における営業拠点として函館オフィスを函館市大手町に設置し、26日に開所式を開...
刻んだ歴史、次代に継承へ 遺愛学院本館が報道公開【函館】
2018年から保存修理工事中の国の重要文化財「遺愛学院本館」(函館市杉並町)が27日、報道陣に公開され、復元した講堂やホールなどがお披露目された。新年度にも校舎としての利用を再開し、遺愛女子高...
3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング【上士幌】
旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館山山頂展望台の混雑解消、魅力向上へ 市が新年度から取り組み【函館】
2速度取り締まり新車両「レーダーパトカー」 広範囲を検知【十勝】
3来月からチーズ製造開始 弟子屈の工房、オープニングセレモニー【弟子屈】
4町内初のローソン開店へ Aコープ上厚真店跡に進出 住民ら歓迎 イベントも 厚真
5丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
-
1
函館山山頂展望台の混雑解消、魅力向上へ 市が新年度から取り組み【函館】
2虎杖浜ホテル、2日改装オープン 温泉棟新築/休憩所に琉球畳【白老】
3ウイスキー「立春」充填作業開始【厚岸】
4五稜郭病院、道南初のIBDセンター開設 炎症性腸疾患の患者に対応【函館】
5各地の逸品、人気 グリンデパート「うまいもの市」【室蘭】