駆け登りながら健脚を競う・ピヤシリスキー場ヒルクライムレース【名寄】

スキー場ふもとを一斉にスタート
第1回名寄ピヤシリスキー場ヒルクライムレースが、19日午前9時半から同スキー場第1ゲレンデをコースに開かれた。選手たちは急坂に挑み、駆け登りながら健脚を競った。
Nスポーツコミッション(会長・加藤剛士市長)、名寄振興公社(社長・橋本正道副市長)の共催。本来は昨年10月2日に名寄で初めて開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となり、今年になって開催が実現した。
ヒルクライムとは登坂競技のことで、山や丘陵の上り坂に設定されたコースを走るタイムレース。近年、全国各地で大会が開催されており、人気が高まっている。名寄ピヤシリスキー場ヒルクライムレースは、北海道スカイランニング協会の公認大会と位置付けて開催。コースは同スキー場ふもとから第1ゲレンデを登り切る746メートル。
初めての大会当日はあいにくの雨天となったが、116人がエントリー。名寄市スポーツ振興アドバイザーの阿部雅司さんがプロデュースするとともに、ゲストランナーとしても参加した。
競技は個人(男女別)の小学生低学年、同高学年、中学生~39歳、40歳以上。ペアのファミリー(小学生と保護者)。リレー(3人一組)の小学生、男性、男女混合(女性のみも含む)に加え、中学生以上のタイム上位者による「最強ヒルクライマー決定戦」も行われた。
選手たちはスキー場ふもとを一斉にスタート。ほぼ平坦な林道を少し走った後、第1ゲレンデに入った。ゲレンデでは急坂が待ち構えているとともに、所々にある岩山も越えるなど、斜面に挑んだ。それぞれのペースで駆け登りながらゴールを目指し、健脚を競っていた。
なお、名寄ピヤシリスキー場ヒルクライムレースは、18日開催の和寒東山スキー場ヒルクライムレース、10月2日開催の第3回比布町ヒルクライムレース大会とも連携しており、3大会の完走者による総合優勝も決めることにしている。
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