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釧路新聞

稚ウニ 今季の出荷開始 種苗生産センター、4漁協に650万個【根室】

稚ウニの出荷作業の様子

【根室】人工採苗生産した稚ウニを市内4漁協に供給する市ウニ種苗生産センター(市内温根元)は、今季の出荷を始めた。昨年道東地方を襲った赤潮被害も同センターでは確認されておらず、予定通り9、10月に5㍉以上の規格サイズで650万個の出荷を目指す。

 一連の作業は、昨年12月から親ウニの飼育を開始、3月の受精作業後に誕生した幼生の飼育を1カ月ほど行い、4月下旬までに幼生から変態した稚ウニがアワビモに沈着。沈着数は2150万4114個(沈着率50・8%)だが、過密飼育を避けるため、稚ウニを1502万2800個に間引いて飼育を行っていた。

 8月31日に行われた事務担当者会議で、今年度計画650万個の出荷を目指すことが決まっており、出荷作業は5日スタート。市内各漁協への9月分の出荷は450万個、10月には200万個の出荷を予定している。稚ウニはその日のうちに「中間育成」のため放流作業が行われている。

 同センターによると、昨年度は4漁協への供給数が823万8200個、平均殻径が10㍉といずれも計画を上回った。昨年は道東を中心に赤潮が発生したが、同センターで被害は見られなかったという。

 今月に入り道南海域で赤潮が確認されているが、同センターでは「こちらでは確認されていないので、計画通りにより良い種苗を出荷していきたい」と話している。

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