景色を眺めたり、スマートフォンに収める参加者たち

　室蘭港海の日会と北海道運輸局室蘭運輸支局が共催する「室蘭港夜景クルーズ体験乗船会」が１０日夜、室蘭港内で行われた。抽選で選ばれた１０組２０人の参加者は、ライトアップされた白鳥大橋や工場群などを海上から眺め、昼間とは違った景色を満喫していた。

　室蘭港開港１５０年記念事業の一環。参加者は午後６時、スターマリンの遊覧船・ライジングドラゴンに乗り込み、出港。大黒島の東側を通り、白鳥大橋をくぐり抜けると、参加者たちはスマートフォンのカメラを向け、夕焼けと大橋が重なる美しい風景を写真に収めていた。心地よい海風を感じながら、約１時間かけて港内を１周した。

　市内中央町から参加した６０代の女性は「夜景のクルージングは初めて。天気が良く、凪で、十五夜の満月もとてもきれいに見られてラッキーだった」と感激していた。