【新ひだか】北海道日本ハムファイターズのスポーツ＆エンターテイメント主催の「ファイターズスポーツキャラバンｉｎ新ひだか町」が19～21日の３日間、三石本町の町総合町民センターはまなすなどで開かれ、約５００人がスポーツの楽しさを学んだ。

　町、町教委共催。新ひだか後援会（山崎有紀美会長）設立10周年記念事業。

　19日は、町総合町民センターはまなすホールで、午後６時からファイターズ対ソフトバンク戦のパブリックビューイングに約60人が参加。屋外では、みついしどっとこむの出店が焼き鳥、唐揚げなどを提供した。

　20日は、町公民館集合で午前９時から「ＦＯＯＴＳＴＥＰ　ＦＵＮＤ～あしあと基金ｉｎ新ひだか町～」の開催。歩数10歩を１円に換算し寄付する催しで、ファイターズマスコットのＢ・Ｂやファイターズガールと町民35人が参加。公民館を発着点に真歌公園シャクシャイン記念館まで約５㌔のウォーキングを行い、健康増進と社会貢献を両立し、競技用車いす購入などのため道内のパラスポーツの団体に寄贈した。

　ほか、小学生以上が対象の野球、サッカー、バスケットボールの各体験教室とスポーツ教室には計94人が参加。あいにくの雨模様で、野球は三石緑ヶ丘公園球場を三石スポーツセンター、サッカー教室は三石小グラウンドから同小体育館に変更して実施。野球はファイターズベースボールアカデミーの立石尚行、市川卓両コーチ。サッカーは十勝スカイアースサッカースクールの中村吉克コーチ。バスケットボールは、レバンガ北海道Ｕ15の見崎太朗アシスタントコーチ、坂井智彦ＬＨＢＡコーチが、それぞれ担当した。

　このうち野球教室では、立石コーチ（52）から体の姿勢や両肩、足幅、股関節、正しいスクワットの仕方、「ため」の作り方など、効率的な体の使い方のコツを学んだ。

　21日は、午前10時半から町総合町民センターはまなすホールでファイターズガールダンス教室。午後１時半から後援会設立10周年記念講演会が行われ、「日米通算20年のプロキャリアで学んだ現状を考える力」をテーマに田中賢介スペシャルアドバイザーが講話。来場した約１００人が熱心に耳を傾けた。

　このほか、小学校や保育所訪問、ダンス教室などが実施され、３日間で５００人以上が、スポーツの楽しさを学んだ。

サッカー教室でサッカーの楽しさを学ぶ参加者たち