【新冠】町教委主催の「レ・コード館ストリートライブ２０２２」が20日、レ・コード館で開かれ町内外から訪れた約２００人がダンスや演奏などのライブを楽しんだ。

　この日は、あいにくの雨模様で、館内の集いの広場に会場を変更した。 　ライブは日高管内のまつりやイベントなどで多くの出演があるダンスユニット「Ｓｎｏｗ　Ｄｒｏｐ―Ｓ」（新屋裕代表）。メンバーは４歳～約50歳まで約60人が在籍し、この日は約30人が出演。ＥＸＩＬＥやＢＴＳ、ＤＡ　ＰＵＭＰ、Ａｄｏなどの曲に合わせて、観覧客の目の前で迫力のあるダンスを披露し会場を沸かせた。

　続く新冠中学校吹奏楽部17人の演奏は、オープニングの「銀河鉄道９９９」のあと、嵐の「カイト」、アニメ・エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な天使のテーゼ」を演奏。会場からはアンコールの拍手が起き、再度「残酷な天使のテーゼ」を披露した。

　最後にＲＪＢ（レコード館ジュニアジャズバンド）＆ＢＨ（ブルーホース）は、ＲＪＢの小学６年～高校３年生９人とＢＨの11人が、シカゴの「25ｏｒ６ｔｏ４」、ジャズの名曲「黒いオルフェ」や「朧月夜」「翼をください」など、馴染みの９曲を披露した。

　観客から惜しみない拍手が送られると、アンコールでは「夢を叶えてドラえもん」を披露し、ライブを締めくくった。

　ＢＨの西條成一代表は「久しぶりのコンサートで、ＲＪＢの子どもたちも練習の成果を出せて良かった」、ＲＪＢリーダーの玉井七奈さん（17）は「コロナ禍で昨年からコンサートが中止になっていた。久しぶりに披露の場を頂けてうれしかった」と話していた。

　北星町から来場した70代の女性は「ダンスやジャズバンドは以前から知っているサークルで、全てのサークルに若い人たちが増えて、今後の活動がますます楽しみ」と話していた。

ダイナミックなダンスを披露したＳｎｏｗ　Ｄｒｏｐ―Ｓ