フェアの開催をＰＲする北見代表（左）とキングベークの北村マネジャー

　函館市内・近郊のパン店でテーマに沿った焼きピロシキを販売する今年第２弾の「おいしいピロシキフェア」が２５日から開かれる。今回は「スパイシー」をテーマにさまざまなスパイスを使った、バリエーション豊かなピロシキを販売する。３１日まで。

　はこだて焼きピロシキの普及に努めるソユーズはこだて焼きピロシキ（北見伸子代表）の主催。今回は北見代表が店主のまるたま小屋（元町）、ちいさなしあわせパン☆（五稜郭町）、ル・レーブ（白鳥町）、こすもす（富岡町２）、エスポワール（戸倉町／本町・シエスタハコダテ内ラ・ナチュール）、キングベーク（亀田本町）、ベーカーズベーカリー（七飯町大川１）、コッぺん道土（木古内町本町）の加盟８店舗に加え、老舗レストラン・五島軒も参加する。

　まるたま小屋では辛さと酸味が特徴の自家製スパイス調味料・デビルソースでサバや野菜を和え具材にした「鯖デビル」（３００円）、中東・コーカサス地方のスパイス・アジカを使った調味料「アジカみそ」で鶏肉やシイタケといった具材を味付けたホットアジカチキン（同）を販売。

　キングベークは、はこだて焼きピロシキの開発を始めた２０１７年当初から販売する、はこだてピロシキタイ風カレー（２５０円）、昨年から販売するはこだてピロシキガパオライス（２３０円）の２種類。同店の北村修一営業企画マネジャーは「アジアンテーストのパンを作りたいと開発した商品で、思い入れも深いメニュー」と話す。

　このほか、各店ではキーマカレーピロシキや、シナモン、マサラチャイを使い甘く仕上げたピロシキを用意。北見代表は「スパイスを使いながら甘いピロシキもあって面白いラインナップ。スパイスで体調を整え残りの夏も元気に過ごしてほしい」とＰＲしている。