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釧路新聞

釧湖陵アイホ19年ぶり単独チーム 【釧路】

 高校アイスホッケー界で、かつて一時代を築いた釧湖陵が今季、19年ぶりの単独チームとして復活した。8日にはKKS釧路厚生社アイスアリーナで、釧路合宿に訪れていた光泉カトリック(滋賀県)と練習試合を行い、人数ぎりぎりの5人で激突。体力面では不安を残しながらも、個人のスキルの高さを示した。「古豪復活」への第一歩を踏み出した。

 釧湖陵は2年生を最上級生として2年生5人、1年生2人の7人で組織。GK1人、DF2人、FW4人で、いずれも中学までアイスホッケーに取り組んできたメンバーがそろう。コーチとして昨季まで、日本製紙、ひがし北海道クレインズで活躍した西脇雅仁さんが指導に当たっている。

 昨季までは、部員数が少ない地元の高校とつくる、連合チームとして出場してきた。高野太一主将(2年)は「連合でやらせてもらえていたが、チーム単位での練習ができなかった。単独になって、中学校時代の感覚で練習ができるようになった。これまで当たり前だった環境が戻ってきた」と笑顔を見せた。

 単独チームになるためにメンバー集めにも奔走した。「釧湖陵は公立校で受験との兼ね合いがある。集めるのは大変だったけど、とにかくアイスホッケーをやろうと説得し続けた」。現在の戦力は、最大7人で人数不足は否めないが「中学時代まで、しっかりとアイスホッケーをやってきた最高のメンバーがそろっている」と胸を張った。

 8日の光泉カトリックとの練習試合では序盤は一方的な展開で押し込むなど、個人の能力の高さを示した。今季の全国高校総体(インターハイ)は釧路開催を予定している。記念すべき年度に19年ぶりの単独復活を遂げたが「目標はまず、市内大会で1勝。全国に出場できるような戦いをしたい」と闘志を燃やしている。

黒いユニフォームを身にまとい光泉カトリックと対戦した釧湖陵。点数を奪って喜びを分かち合う

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