優勝した日高ＢＢＣの選手たち

【日高】日本中学生野球連盟北海道支部主催の２０２２ＺＥＴＴ杯争奪中学野球北海道大会が11～13日まで、富川球場と胆振管内むかわ町田浦野球場など３会場で行われ、決勝は日高ＢＢＣが１―０で十勝ＢＢＣを下し優勝した。最優秀選手は日高の川端壮太選手（平取中３年）、優秀選手は十勝の塚林賢哉選手（本別中３年）がそれぞれ選ばれた。

　大会には道内各地区協会推薦の７チームが出場。予選リーグと決勝トーナメントで白熱した試合を繰り広げた。

　Ａリーグは日高ＢＢＣ、名寄ＢＢＣ、十勝ＢＢＣ、桧山ＢＢＣの４チーム、Ｂリーグは西胆振ＢＢＣ、函館ＢＢＣ、網走ＢＢＣの３チームが総当たり方式で対戦。

　準決勝はＡリーグ１位通過の十勝ＢＢＣとＢリーグ２位の函館ＢＢＣ、Ａリーグ２位の日高ＢＢＣとＢリーグ１位の西胆振ＢＢＣが対戦し、決勝は十勝ＢＢＣと日高ＢＢＣが再び顔を合わせた。日高・川端、十勝・池守の両投手の投げ合いとなり、延長８回タイブレークの末、日高ＢＢＣが優勝した。最優秀選手に選ばれた日高の川端選手は「木下監督から、ストーレートのみで大会を乗り切ると指示され、いつもより集中してコントロールできたと思います。ストレートのみでも、コントロールよく出し入れできれば抑えられるんだと気づき、自信になりました」、道支部の佐藤大副会長は「全チーム、レベルが高く優勝の可能性がある中で、日高は投手が頑張り監督コーチの采配も抜群でした。野球関係者も多数来場いただき、無事に終われたことに感謝したいです」と大会を総括した。

　結果は次の通り。

　▽Ａリーグ　日高１―１名寄、日高０―２十勝、日高３―０桧山、名寄３―４十勝、名寄０―２桧山、十勝６―１桧山

　①十勝３勝②日高１勝１分１敗③桧山１勝２敗④名寄１分２敗

　▽Ｂリーグ

　西胆振１―０函館、西胆振５―０網走、函館３―１網走

　①西胆振２勝②函館１勝１敗③網走２敗

　▽準決勝

　十勝

２０１０１００｜４

０１０００００｜１

　函館

（十）伊藤、工藤、福島―塚林、大橋

（函）湯浅、吉田、平野―大澤

　▽本塁打　久保（十）▽二塁打　塚林（十）

　西胆振

１００００００｜１

１０００００1X｜２

　日高

（西）奥村、住吉、豊嶋―山崎

（日）小山内―小林

　▽三塁打　住吉（西）▽二塁打　東（西）、富沢（日）

　▽決勝　

　日高

０００００００１｜１

００００００００｜０

　十勝

（タイブレーク、８回１死満塁）

（日）川端―小林

（十）池守、福島―塚林

　▽３、４位決定戦

　西胆振

００１００１｜２

２２００２Ｘ｜６

　函館

（西）木村、鈴木―板垣

（函）湯浅、吉田―大澤

　▽本塁打　板見谷（函）▽二塁打　板見谷（函）、住吉（西）

最優秀選手に選ばれた川端選手の力投