クラフトビール仕込み開始、来月にも業務向け販売【鶴居】
【鶴居】ナチュラルチーズや地場産ブドウのワインに続く新たな特産品開発の一環として、廃校となった茂雪裡小の旧体育館に開設したクラフトビール醸造所で仕込み作業が始まった。当初の予定より遅れたものの、9月中旬にも業務向けのたる入り(12・5㍑)クラフトビールの販売をスタートする。
村の豊かな自然、美しい水を生かした「自然に溶け込み共存するクラフトビール」を掲げて、埼玉県出身のビール醸造家、植竹大海(ひろみ)さんが村内で運営会社「Knot」(ノット)を立ち上げ、村の支援で昨年末から醸造所を整備。見学もできる観光施設、醸造の人材育成拠点としての機能を併せ持つ。
効率的な作業を可能にする四つの仕込み釜、発酵用の貯蔵タンク10基を導入し、初年度は白濁色のフルーティーなベルジャンウイットや道東限定、季節限定ビール合わせて12種類70㌔㍑を生産する。18日から仕込みを始め、19日に施設を報道関係者に公開。ドイツ産麦芽からつくったビールの元になる麦汁にホップを加えるなど、作業は順調に進んでいた。
一部機材の搬入が遅れているため、缶ビールの販売は10月以降にずれ込む見込みで、新型コロナウイルス感染症の影響で一般公開の時期も未定という。植竹さんは「クラフトビールが苦手な人にも飲みやすい。コロナで困難もあったが、早く地域のみなさんに飲んでもらいたい」と話してる。
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