全国２大会制覇を達成し笑顔を見せる松下選手（右）

第２３回ダイハツ全国小学生ＡＢＣバドミントン大会（１２～１４日、熊本県）の男子シングルス５・６年生の部に出場した、ＳｐａｒｋｙＪｒ（スパーキージュニア）の松下一誠選手＝町立白糠小６年＝が見事優勝を果たし、１７日夜、故郷に凱（がい）旋（せん）した。松下選手は昨冬の全国大会でも優勝しており、２大会で全国ナンバーワンに輝くという快挙を成し遂げた。

　同大会は、日本バドミントン協会、日本小学生バドミントン連盟の主催で、夏の若葉カップ（団体戦）、冬の全国小学生選手権大会と並ぶ、小学生バドミントン３大大会の一つ。

　松下選手は、昨年１２月の全国小学生選手権で優勝したことなどが考慮され、推薦選手として各都道府県代表６１人が参戦するトーナメント方式のＡグループ（５・６年生の部）に出場。徳島、埼玉、愛媛、宮崎の代表に次々に勝利。決勝戦では広島県の小川真輝選手と対戦し、第１ゲームを２１―１２、第２ゲームを２１―１０で連取して頂点に立ち、２大会で全国一の座に就いた。

　松下選手は１７日午後９時３０分ごろ、町教育委員会の川島眞澄教育長や滝川敦善白糠小校長ら関係者約２０人が待ち受ける町社会福祉センターに、両親と共に帯広空港から車で到着。「おめでとう。ゆっくり休んで」などとねぎらいを受けた。川島教育長から花束を受け取った松下選手は「地元の方からのおめでとうは何よりもうれしい。たくさんの応援ありがとうございます」と笑顔を見せていた。