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十勝毎日新聞

鶏の伊藤・たいやき工房 コラボで新商品【帯広】

 帯広市内の老舗料理店「鶏の伊藤」(伊藤有一社長、1969年創業)と「たいやき工房」(櫻井孝吉社長)が、コロナ禍で低迷している飲食業界を盛り上げようと、両店の看板商品である鶏の空揚げとたい焼きをベースにコラボ商品を開発し、販売している。

鶏の伊藤が販売しているコラボ商品。左から「たい焼きナンプレート」、「たい焼きパフェサンド」

 コロナ禍でまちなかの人出も減少し、飲食業界に逆風が吹いていることから、老舗同士で親交のあった両店でコラボを企画。鶏の伊藤の伊藤恋取締役が音頭を取り、両店での商品開発や、帯広のユーチューバー「うぃ!らぶ!さぶ!かる!ちゃ~んねる」の外川真一さんを巻き込んだ情報発信などを行ってきた。

 コラボ商品は3種類。鶏の伊藤が、カレーのナンの代わりにたい焼きを付けた「たい焼きナンプレート」(1000円)と、たい焼きにアイスなどを挟んだ「たい焼きパフェサンド」(900円)の2種類。たい焼き工房は「ザンギカレー(たい焼き)」(280円)を販売している。

 伊藤恋取締役は「互いの店の特徴を生かすため、バランスや相性の追求に力を入れた。自慢の商品が合わさった、他では味わえない商品なのでぜひ食べに来てほしい」と話した。

 コラボ商品は鶏の伊藤(市西5南28)、たいやき工房(市東3南8)の2店舗で9月末まで販売する。また、商品開発や試食会の様子を鶏の伊藤と「うぃ!-」のユーチューブチャンネルで発信している。

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