自然の良さに触れる【日高】
【日高】国立日高青少年自然の家(山下達也所長)は、小学3年生から6年生を対象に「令和4年度野あそび匠塾(つり塾)」を6月25日、26日の1泊2日で開催した。
子どもたちが地域で活躍するさまざまな“匠”とともに行う「野あそび」体験を通して、自然の良さに触れてもらう事業。 新ひだか町4人、日高町2人、平取町2人、苫小牧市3人、恵庭市3人、千歳市3人、北広島市1人、三笠市1人の計19人が参加した。
講師は、平取町アイヌ文化振興公社の川奈野利也さんと西山涼さんの2人。1日目は昔のアイヌの人々が使用していたヨブスマソウを使った釣り竿作りに挑戦。2日目は作った釣り竿で釣り体験をした。
参加した児童たちは「はじめての体験ばかりで楽しかった。またやりたい」、「家に帰ってまた釣り竿作りや川釣りをしてみたい」と活動意欲を話した。保護者は「普段関わることの無い先生や友達と関わることによって、子どもの新たな成長を感じた」と話した。
山下所長は「自然体験活動が子どもたちの健やかな成長にとっていかに大切であるかを、今後も事業を通して広く家庭に伝えていきたい」と話している。
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