北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

のぼりべつ豚、趣向凝らした8品 登庖会、技術向上へ勉強会【登別】

工夫を凝らした料理が並んだ勉強会

登別市の登別温泉街にある宿泊施設に勤務する若手調理師らでつくる登別温泉調理師登庖会(渡辺晃紀会長)では、料理研究勉強会を定期的に実施し、日々腕を磨いている。4日夜に行われた会では、登別のブランド豚「のぼりべつ豚」をテーマに、若手調理師6人が各自で考案した料理を披露した。

若手調理師の技術向上などを目的に定期的に行われており、今回で18回目。毎回、テーマを決めて各自が考案した料理を持参し、その場で調理方法や使用している食材などを説明。試食を通して質疑応答するスタイルで実施している。

 この日は、市内登別温泉町のホテルゆもと登別で行われた。開始時間は各勤務先の仕事が一段落する午後9時半。今回の食材は「のぼりべつ豚」。登別の土壌で育った乳牛の乳清(ホエー)を飲ませて育てているため、肉質が柔らかくうまみも豊富という。「のぼりべつ豚」の消費拡大につなげたい―とテーマに設定した。

 「のぼりべつ豚」は肉のあさひ(登別東町)が提供。「混ぜそば」「ロール寿司(ずし)」「寄せ鍋」など調理師たちが趣向を凝らした料理8品が並び、それぞれ味付けや食材、肉を柔らかくするための工夫などを説明した。今年、ホテルゆもと登別に入社したベトナム人のグエン・バン・ベトさん(22)も参加し「ベトナム風冷しゃぶ」と「じゃがいも田楽焼き」の2品を披露。小笠原春一市長ら招待客と一緒に試食した。

 渡辺会長は「地元食材と組み合わせた料理や季節感あふれる料理など参加メンバーそれぞれに工夫が見られ、実りの多い勉強会だった。これで終わりではなく、テイクアウト販売や子ども食堂支援などにつなげていきたい」と話していた。

関連記事

十勝毎日新聞

ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】

 帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...

十勝毎日新聞

マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】

 芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。  「芽室に感謝す...

十勝毎日新聞

災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】

 広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...

函館新聞

函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..

 函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...

函館新聞

桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..

 函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス