新陽小 港内見学で理解を深める【釧路】
「海の月間」の一環で、釧路海の月間実行委員会(石田淳伎良会長)は6日、釧路港西港区などで見学会を行い、釧路市立新陽小学校(福田由美子校長)の5年生21人が乗船体験などを通じて釧路港の役割について理解を深めた。
同実行委は釧路運輸支局や釧路開発建設部など61団体・企業で構成。港内見学会は小学生を対象に船舶や船員、港などについて興味や関心を高めることを目的に開いている。
この日、児童たちは2班に分かれ、港資料館やマリントポスくしろを釧路開建や釧路市の職員から説明を受けながら見学し、くしろプライド釧魚などについて学習。釧路西港の見学はバスによる陸路と港湾業務艇「たんちょう」(19㌧)に乗船して海上から行った。児童たちは釧路港の歴史や西港の4埠(ふ)頭(とう)それぞれの役割や設備などについての話に真剣に耳を傾け、施設の名称や機能などを質問していた。
参加した武田陽君は「マリントポスで魚の捕り方をを紹介したDVDが面白かった。船は少し怖かったけど、西港にたくさん施設があってすごいと思った」と笑顔を見せた。同支局の新堂聡史首席運輸企画専門官は「釧路港という道東の主要な港がある釧路の子供たちに、少しでも海のことを身近に感じてもらえる機会になれば」と話していた。
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