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函館新聞

塩辛でパエリア開発 木だる仕込みの塩辛使用

新商品の塩辛deパエリアを手にPRする小田島さん

 水産加工業「小田島水産食品」(函館市弁天町、小田島隆社長)は、イカ塩辛を使ったスペイン料理「パエリア」のもとを開発した。フライパンにコメを入れて野菜、魚介類と煮込むだけで簡単にパエリアができ、家庭はもちろん、アウトドアシーズンにもぴったりの調味料だ。

 同社の塩辛は木だるで熟成するため、コクがある。「塩辛de(で)パエリア」は、2019年に発売した「塩辛deアヒージョ」に次ぐ商品で、塩辛の新しい食べ方を提案し消費拡大を目指す。アヒージョのもとを作った際に「パエリアのもとも作ってほしい」とお客から要望を受け、今回実現した。

 食べ方は、フライパンにもと、好みの具材(エビ、アサリ、タマネギ、パプリカなど)を入れ、香りが出るまで弱火で炒める。炒めた具材をいったん皿に取り出し、フライパンに洗って水切りしたコメ2合(約300グラム)を投入し、弱火で2分程度炒める。取り出した具材をコメの上に載せ、水400ミリリットルを加えふたをし、強火で沸騰した後、弱火で15分蒸らして完成。塩分高めの塩辛を使っており、ご飯との相性がいい。

 冷凍または冷蔵で保存する。130グラム入り1296円。同社直売所(午前8時~午後8時)と、キラリス函館内の道産品アンテナショップ「えぞりす」で扱う。

 同社営業部長の小田島章喜さん(32)は「コメがおこげ風になっておいしい。キャンプでの利用にぴったりで、カラフルな野菜、魚介類を入れて楽しんでほしい」と話す。

 問い合わせは同社(0138・22・4312)へ。

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