6千人来場しにぎわう【新ひだか】
【新ひだか】初夏を告げる「新ひだか町みついし蓬莱山まつり2022」(実行委主催)が3日、3年ぶりに三石川河川敷の蓬莱山公園で開かれ、まつりを待ちわびた約6000人が来場しにぎわった。
コロナ禍で感染症対策を講じ、入り口には消毒液を設置し、入場者はマスク着用で来場。まつりはメイン内容も変わり「新ひだかの美味しいものを食べつくす」をテーマにバーべキューコーナーは焼き台が用意され、席を3年前の3倍に増やし100席を設けた。
コーナーの入り口では、体温測定と代表者の住所、氏名を記入し感染対策を徹底し黙食を推奨。みついし牛やアスパラ、フランクフルトなどの食品販売店が出店。炭火焼きにして地元の味を楽しんだ。町内からバーベキューを楽しみに来た家族は「天気は良いし、肉は美味しいし、久しぶりの開催でうれしい」と笑顔で話した。
ステージイベントは三石出身のシンガーソングライター、阿部卓馬さんがMCを務め、三石吹奏楽部の演奏、日高ダンスクラブのTダンススクールがダンスを披露。阿部さんのステージも行われ「太陽の瞳」や「日高の路」などの生歌に来場者は惜しみない拍手を送った。
日高昆布重量当てクイズでは、現金のつかみ取りのほか、人気のゲームなどの豪華な景品が用意され、参加者たちは賞品をゲットしようと白熱した。
乗馬&ふれあいコーナーや道警、陸上自衛隊、海上保安署、日高中部消防組合三石支署のPRブースでは、子どものパトカー試乗や、制服を着て記念撮影のほか、ゆるキャラも登場し家族連れでにぎわった。ほか、みついし・しずない農協、町観光協会、町商工会青年部・女性部など一般公募した9つの店が参加した出店ブースも常に行列ができ、大盛況のなか完売となった。
実行委の橋本勝司委員長は「3年ぶりの開催となったが、晴天になりたくさんの人が来てくれた。コロナ前とは違った形のまつりとなったが、これを機にほかの地区でも少しずつ活気を取り戻せたら」と話していた。
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