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函館新聞

3年ぶり函館マラソン 4809人初夏の函館駆け抜ける【函館】

3年ぶりに開催された「函館マラソン2022」で2257人がスタートしたハーフの部。フルの部出場選手はフィールドの密を避けるためスタンドで着席(3日午前9時ごろ、山崎純一撮影)

 市制施行100周年記念「2022函館マラソン」(道南陸上競技協会、函館市、実行委など主催)が3日、函館市千代台公園陸上競技場を発着するコースで行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。ハーフ(21・0975キロ)とフル(42・195キロ)に合わせて4809人が出場し、初夏の陽気に恵まれた函館市内を快走した。

 同競技場で行われた開会式で、函館市の工藤寿樹市長は「47都道府県から参加があり、心から感謝。函館の初夏の風を感じ、風光明媚(めいび)な景色を見ながら走ってほしい」とあいさつ。午前9時にハーフ、30分後にフルがスタートした。

 招待選手は10人全員がハーフに出場。女子は昨年の東京五輪1万メートルに出場した安藤友香選手(ワコール)ら2人。男子は2021年びわ湖毎日マラソンで日本歴代5位の2時間6分26秒を記録した土方英和選手(ホンダ)ら8人が走った。

 女子ハーフは同五輪女子マラソン代表の前田穂南選手(天満屋)が大会新記録で制し、男子はポール・クイラ選手(JR東日本)が優勝。フル女子は下門美春選手(埼玉医科大学G)が大会新で制した。男子は宮川慎太郎選手(MPD駅伝部)が頂点に立った。

 ハーフは2257人中2206人、フルは2552人中1935人が完走した(速報値)。この日は函館市川汲で今年初の真夏日となる31・0度のほか、同市美原で29・8度の暑さを記録。大会本部によると、脱水症状などで救急搬送されたランナーはいたが、いずれも軽症だという。

函館ハーフ・フルマラソン年代別上位記録は紙面ビューア(8面~11面)をご確認ください。

https://digital.hakoshin.jp/paper/date/2022-07-04

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