浦河町西舎の優駿ビレッジアエルは、１日から新サービス「ダービー馬ウイニングチケットコンセプトルームプラン」の宿泊予約を受け付ける。２室限定で宿泊客には特製プレミアムグッズをプレゼントする。

　コンセプトルームは２１９号室と２２０号室で、１９９３年に日本ダービーを制したウイニングチケットの写真やゴールする場面をあしらった横断幕、布製のダービー決着時の掲示板などを展示。アエル営業課の田村浩一フロント企画チーフ（50）が手掛けた。

部屋一面がウイニングチケット

　同プランでは、宿泊客へ同馬をイメージした特製の「サーモタンブラー」と「タオル」、無口頭落をイメージした「マスク（ポリエステル１００％）」など５点のプレミアムグッズをプレゼントする。料金はシングルユース１泊２食付で大人１人３万円とツイン１人１泊２万８０００円。

　田村企画チーフは「乗馬課スタッフの知恵や写真、アドバイスがあったからこそ、完成までこぎつけることができた」と話した。ウイニングチケットは人気ゲームの登場キャラクターにもなっていることから、乗馬課スタッフらがＳＮＳで発信し続け「ウイニングチケットを見に全国津々浦々から観光客が増加している」と同馬のおかげで新規開拓ができているほか、売り上げがＶ字回復してきていることへ感謝するとともに「コンセプトルームはグッズを入れ替えたりするので、新規のお客様はもとより、リピーターにも楽しんでもらいたい」とＰＲした。

　また、昨年９月からサービスを開始している「ウイニングチケット特別プラン」が好評だ。アエルによると月平均で70人が利用。ゲームで知名度ががさらに上がり、特に20～30歳代の客層で人気という。同プランは２種類のプレミアムグッズを提供しているほか、連泊プラン限定で、中日の昼食には同馬の顔をあしらった「ウイニングチケットカレー」が食べられる。

　問い合わせはアエル（☎０１４６・２８・２１１１）へ。

宿泊客へプレゼントされるプレミアムグッズ