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函館新聞

乙部で田植え体験とどろんこレース OTBが初イベント【乙部】

田んぼの中の一本道を自転車で走り抜けるどろんこサイクルレース(提供)

 【乙部】農業者団体の栄浜地区水土里を保全する会(由利慎司会長)と町内の若者を中心とした地域活性化団体のOTB production(オーティービー・プロダクション、松原孝生代表)は22日、田んぼを使用したイベント「田植え体験&どろんこで遊ぼうinおとべ」を開催した。

 同プロダクションが昨年11月末に設立して以来初めてのイベントで、昨年度末で閉校した栄浜小学校が行っていた同地区での田植え体験を引き継いで開催。同会会員が約4000平方メートルの水田を会場として用意した。少年サッカーチームのプレイフル函館フットボールクラブのメンバーら64人が参加し、町内からも含め約90人が集った。

 田植え体験では、道南ブランド米「ふっくりんこ」の苗を3~4本ずつ、昔ながららの手作業で約400平方メートル植えた。田植え後は、人が乗ったソリを引っ張りタイムを競う「人間ばん馬レース」、田んぼの中に設置した一本道を自転車で駆け抜ける「どろんこサイクルレース」が行われた。昼食には、同地区で栽培されたコメを使用して、町内の農産品直売所「たごまる」が製造した弁当や、同プロダクションメンバーらが作った豚汁などが振る舞われた。

 同クラブメンバーで函館柏野小学校6年の谷藤柊斗君は、初めての田植えを体験し「自分が食べているお米がどのように作られているのか学べた」と話し、「どろんこサイクルレースがとても楽しかったので、また来たい」とイベントを堪能した様子だった。

 松原代表は「新型コロナウイルスの影響でしばらくイベントが開催できなかったが、ようやく開催でき、今回は事故もなく終えることができた。これからも少しずつ催しを企画していきたい」と話していた。

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