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函館新聞

遺跡群の魅力を切手に 日本郵便道支社、世界遺産登録記念し発売【函館】

贈呈式で記念切手を手にする田中統括局長(左)と熊谷館長

 日本郵便北海道支社は23日、函館市内の縄文遺跡をテーマにした2種類の切手シートを発売した。市内の大船、垣ノ島の両遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を記念して作製した。

 切手シートは「函館の世界遺産 縄文遺跡群」「函館の縄文遺跡」で、いずれも84円切手10枚付きで、1600円(税込み)。各1000セットの限定販売。函館市、北斗市、七飯町、木古内町、知内町、鹿部町の全郵便局と道内各地の主要郵便局計101局で取り扱う。

 今回の記念切手は両遺跡の世界遺産登録を盛り上げようと、函館宝来郵便局(齊藤武已局長)と市立函館博物館、市教委が協力しながらデザインを企画した。

 「函館の世界遺産」では、垣ノ島遺跡出土の双胴注口土器や大船遺跡のH―54竪穴建物などの写真を採用。「函館の縄文遺跡」は、アスファルト容器、シカ絵画土器などを使っている。両シートとも同博物館の佐藤智雄学芸員が執筆した解説書が同封されている。齊藤局長は「縄文の魅力が伝わる切手に仕上がった。解説書も一緒に読んで興味を深めてほしい」と話している。

 24日は販売を記念し、郵便局の渡島地区連絡会の田中宏明統括局長(函館駅前郵便局長)が市立函館博物館に記念切手を贈呈し、熊谷正館長は「遺跡のPRにつながる。函館に興味を持ち、多くの人が来てくれることを期待したい」と謝辞を述べた。

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