JR、コロナ前8割に回復 連休の交通機関活況【十勝】
3年ぶりに行動規制のない状況で迎えたゴールデンウイーク(GW)期間中の各交通機関の利用状況(十勝関係分)がまとまった。各交通機関で昨年、一昨年よりも利用者が増加。一部交通機関では増便対応するなど、徐々に活気が戻ってきているようだ。
JR北海道によると、札幌と帯広、釧路方面を結ぶ特急「とかち」「おおぞら」の南千歳-トマム間の輸送実績は、前年比190%の2万5200人、コロナ禍前の2018年比では84%にまで回復。JR帯広駅の石崎雅史駅長は「昨年に比べると利用者が増え、3~4日は混雑していた。観光シーズンを迎え、今後の利用増に期待したい」と話している。
帯広-札幌間の都市間バス「ポテトライナー」(十勝バス、北海道拓殖バスなど5社共同運行)は、帯広発札幌行きが2535人で前年比で68.1%増、札幌発帯広行きが2455人で68.4%増となった。担当者は「すべての日で前年を上回り、ピークの5月5日は7台増便して対応した。コロナによる行動自粛が緩まり、ターミナル内もにぎわっていた」とする。
ネクスコ東日本北海道支社によると、道東自動車道の十勝清水-トマム間の日平均交通量は前年比15%増の1万1500台、19年比で29%減だった。GW期間中、道東道で渋滞は発生しなかった。
とかち帯広空港発着の帯広-東京(羽田)線は、日本航空(JAL)が前年比152.3%の1万4585人、搭乗率は45%(前年46.8%)。エア・ドゥは前年比220%の4523人、搭乗率は86.5%(前年49.2%)だった。
関連記事
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
マチルダ 袋いっぱい 大感謝祭【芽室】
芽室町内の農商工などが連携して町をPRするイベント「めむろ大感謝祭2024」(実行委主催)が23日、JAめむろで開かれた。大勢の家族連れらが訪れ、芽室の味覚を味わっていた。 「芽室に感謝す...
災害対応 海と空から 負傷者、物資の輸送訓練【広尾】
広尾署と広尾海保などは21日、広尾町内の沿岸部で、災害発生時の負傷者や救援物資の海上輸送を想定した合同訓練を実施した。巡視船「とかち」や道警の災害ドローンが出動、緊急時の連携対応を確認した。 ...
函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..
函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...
桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..
函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】