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函館新聞

五島軒会長・若山直さんが「小さな親切」で内閣官房長官賞【函館】

奥野支部長(右)から表彰状を贈られる若山さん

 「小さな親切」運動函館支部(奥野秀雄支部長)理事を務める五島軒会長若山直さん(76)=函館市末広町=が、同運動の普及と推進にあたった個人を顕彰する2021年度内閣官房長官賞を受賞した。25日夜、受賞を祝う会が五島軒本店で開かれ、支部役員や会員など関係者約90人が若山さんの長年の功績をたたえた。

 同運動は「できる親切・すぐやろう」をスローガンに1963年に発足。74年に函館支部が設立され、五島軒3代目社長の故・若山徳次郎氏が支部の立ち上げに携わり理事に就任した。2006年、長男で4代目社長の直さんが理事を引き継いだ。

 函館支部で若山さんは「日本列島クリーン大作戦」と題した清掃活動や、作文コンクール、「小さな親切」実行章贈呈を通じた青少年育成に取り組んだ。11年からはエコキャップ収集活動で環境問題を啓発するなど尽力。親子2代で運動を推進してきた功労が認められ、受賞につながった。

 祝う会では奥野支部長が若山さんに表彰状と盾を贈った。発起人代表の小笠原孝支部相談役は「全国でわずか5人に贈られる官房長官賞をもらえるのは並大抵のことではない」と称賛した。来賓では工藤寿樹函館市長、久保俊幸函館商工会議所会頭が祝辞を述べた。

 若山さんは謝辞で、発起人に長男・豪さん(現社長)も加わったことを紹介し「親子2代でたすきをつないできたが、次に渡していく使命を感じた。小さな親切を地道に積み重ね、これからも長く頑張っていきたい」と語った。

 函館保護司会連合会・岡真行会長の発声で祝杯をあげ、出席者が若山さんの受賞を祝った。

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