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函館新聞

函館マラソン、3年ぶり開催決定 感染対策徹底【函館】

3年ぶり開催が決まった函館マラソン(2019年フルコース)

 函館マラソン大会実行委員会(岡部壽一委員長)は26日、「2022函館マラソン」を7月3日に開催することを決定した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続で中止となっていたため今回は3年ぶりの開催となる。実行委事務局のある函館市教委のフルマラソン担当課は「ようやく再開にこぎつけた。感染防止対策を徹底し、参加者も市民も安心して安全に楽しめる大会にしたい」と話している。

 今年の大会は、20年にエントリーしていた一般参加予定者に無料出走権が付与される。フル(約42キロ)に3528人、ハーフ(約21キロ)に3227人の計6755人が出場を予定。このほかエリート(実業団・学連登録の部)募集枠に100人程度が出場すると見られる。

 感染予防対策としては、大会前日に出場ランナー全員の体調チェックを実施し、ワクチン接種済み証明書または、競技当日から3日以内にPCR検査を行った陰性証明書の提示を求めるなど徹底する。

 「密」を避けるため、これまでハーフの10分後に行っていたフルのスタートを30分後に変更。エイドステーション(休憩所)での地元特産物など提供を取りやめる。発着場所である千代台公園陸上競技場へのランナー以外の入場禁止などが挙げられる。

 沿道の応援については特に規制しないが、マスクを着用して声を挙げず、拍手などでエールを贈ることを推奨する。同競技場に隣接する千代台公園野球場(オーシャンスタジアム)を開放し、モニター画面にレース模様を放映して応援することも検討している。

 市民ランナーからは再開に喜びの声が聞かれる。20年のハーフに初エントリーしていた人力車車夫の関川元太さん(38)は「ようやく初出場することができる。函館の車道を走るのは楽しみ。札幌などのマラソン大会に出場して調整したい。目標タイムは1時間6分代で、一般選手として優勝すること。コロナが収束することを祈りたい」と話していた。

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