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釧路新聞

見田尊選手、空手シニアナショナルチーム入り【釧路】

 

「日の丸を胸に世界に挑む」と闘志を燃やす見田選手(本人提供)

全日本空手道連盟は、シニアナショナルチーム2022のメンバーを発表し、釧路市出身の見田尊選手(18)=日大、附属中出=が、男子組手75㌔以下で、初めて選出された。釧路勢でのシニアナショナルチーム入りは初めての快挙。国内・国際大会での奮闘を誓い、さらなる高みを目指す。

 見田選手は、釧路を拠点とする北海道松濤明武会(佐藤和明会長)で腕を磨き、附属小時代から北海道を代表する拳士として全国大会で活躍。附属中3年時には、全道中学生選手権大会の男子個人組手で優勝し、全国中学生選手権大会(全中)に出場した。高校は、強豪校の拓大紅陵高(千葉県)に進学。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、公式戦のない日々が続いたが、地道な努力を続け、3年時には千葉県高校総合体育大会の男子組手で優勝し、全国高校総体(インターハイ)に駒を進めた。

 シニア強化選手選考会は3月28日から同30日まで、日本空手道会館(東京都)で実施。見田選手は身長182㌢の体格を生かした、のびとキレを備えた攻撃を完遂、力を出し切った。全空連は4月7日までに、常任理事会を開き、同選考会の結果を踏まえて、シニアナショナルチームのメンバー68人を承認、正式決定した。見田選手は男子組手75㌔以下級で、初めて選出され「選考会は、体調万全で、リラックスして臨めたので自信はあった。シニアナショナルチーム入りは、ずっと、目標にしていたのでうれしい」と喜んだ。

 見田選手は、シニアトップ選手が参加する国内大会を戦うほか、世界空手連盟(WKF)ランキング32位以内に与えられるナショナルチーム選手登録と、国際大会への挑戦を目指す。「スタートラインに立ったことで満足せず、全日本選手権などの大きな大会で結果を残す。世界と戦うチャンスをつかむ。応援よろしくお願いします」と気合十分。釧路の後輩たちには「家族や先生、周囲の支えと、自分自身が空手道に向き合ってきた、小さな積み重ねがあって、ここまで来たと思う。みんなも頑張ってほしい」とエールを送った。

 小中学校を通じて、見田選手を指導した佐藤会長は「大学1年生の春でのシニアナショナル入りは珍しく、大きな一歩」とまな弟子を絶賛。釧路時代から、ほがらかで、後輩の面倒見がいい選手だった人間性も高く評価し「キャリアを着実に積み上げ、大きく羽ばたいてほしい」と語った。

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