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十勝毎日新聞

「ワンちゃんルーム」8室に拡充 十勝川温泉観月苑【音更】

「ワンちゃんルーム」で協定書を取り交わす前列左から栗栖院長、作田社長、高橋代表。後列は補助金認定を支援した帯信金木野支店の左から兒玉崇臣前副支店長、木澤友裕支店長代理

 音更町内の十勝川温泉観月苑(作田英実社長、町十勝川温泉南14)は23日、本館2階のすべての客室(8部屋)を十勝川温泉で唯一、愛犬と宿泊できる「ワンちゃんルーム」に大規模改修してグランドオープンする。

 観月苑では、経済産業省の事業再構築補助金を活用し、1億数千万円の費用をかけて本館2階を改修。「ワンちゃんルーム」は3タイプあり、スーペリアルーム(42平方メートル)3室、スタンダードルーム(同)4室の他、昨年6月に先行オープンした和洋特別室(61平方メートル)1室となっている。

 客室に小型犬(10キロ以下)を2匹まで同伴できる(和洋特別室は20キロ未満の中型犬2匹まで可)。客室まではペットクレート(持ち運びのケース)に入れるか、抱きかかえて運び、室内は自由。防音壁を施し、床面は水洗いできる特殊素材の畳や滑りにくいフローリングを採用している。同じ階に、外を散歩した犬の足洗い場も設けた。

 観月苑は昨年、創業70周年記念事業の一環で、全客室100室のうち10室を改修。そのうちの1室が「ワンちゃんルーム」だった。

 今回、先行オープンした和洋特別室の利用者らの声を参考に、音更町内の「すずらん動物病院」(栗栖亜矢佳院長)と、帯広市内の「ザ・本屋さん」(高橋智信代表)と連携協定を締結。客室内に同本屋が選書した犬関連の本を配置する他、犬の具合が急に悪くなった場合に同病院の獣医が電話でアドバイスするなど、ペット同伴の宿泊客がより安心して楽しめるように工夫した。

 観月苑の作田社長(49)は「コロナ禍の収束を見越して先手、先手の投資を行っている。お客さまに選ばれる温泉宿を目指している」としている。

 「ワンちゃんルーム」は、オフシーズン(12月~翌年5月末)の平日1泊2食付きで、スーペリアルームが大人1人2万1050円~、スタンダードルームが1万7750円~、和洋特別室は2万6550円~。これ以外に同伴の愛犬1匹につき3300円。問い合わせや予約は同ホテル(0155・46・2001)か同ホテルの公式ホームページへ。

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