イベントの冒頭、げんこつパイで乾杯を促す上田さんら

　新型コロナウイルスの感染拡大で人と会うことに一定の制約がある中、オンラインを用いた婚活イベントが２４日にあり、男性は室蘭市内に在住、女性は市内外の３０～４０代の計１３人が交流した。

　対面での開催が難しい中、出会いの場をつくり、将来的な人口定住にもつなげようと昨年に続いて企画。市が開催費を補助し、八丁平の人材開発コンサルタントのブラン・ジュテが主催した。やりとりにはウェブ会議システム「Ｚｏｏｍ（ズーム）」を使い、市役所にいる同社の上田菜香代表が司会を務めた。

　参加者は事前に届けた、伊勢広の室蘭やきとりと、菓子工房モンパリのげんこつパイで乾杯。名物を味わいながら、一人ずつ自己紹介した。引き続き、４～５人の小グループ別に、ざっくばらんに会話し、顔触れを入れ替えてさらに会話した。１対１でも同じように会話し、参加者が気になる相手の上位３人までを投票。希望の相手が一致した３組が成立した。

　初開催となった昨年は４組が成立した。オンラインの婚活イベントは年内にもう１回、開催予定という。