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日高報知新聞

見事に期待に応える【新ひだか】

【新ひだか】24日の中央競馬の第82回菊花賞(GⅠ、芝3000㍍)で、逃げ切って他馬を寄せ付けない強さを見せGⅠ初優勝を手にしたタイトルホルダー(牡3歳)。8月31日に急逝した父ドゥラメンテ産駒としてもGⅠ初制覇となった。

 タイトルホルダーは町内静内目名の岡田スタッド(岡田牧雄代表)の生産馬。同牧場は1972年、岡田蔚男さんにより岡田蔚男牧場として開設され、84年に二男の岡田牧雄代表が経営を引き継いだ際に「岡田スタッド」と改称した。

 以後生産だけでなく、育成にも力を入れ規模を拡大、2011年に分場として日高町にオカダスタッド、新ひだか町にノルマンディーファームを所有し、スタッフ100人で調教や世話をしている。

 同牧場生産馬には、07年GⅠ有馬記念優勝馬マツリダゴッホのほか、GⅡ、GⅢを制したマイネルレーニア、スマートファルコン(重賞19勝)、スマートレイアー、カツジほか重賞レース優勝馬が多数いる。

 この日同牧場では、岡田代表が家族と事務所のテレビでレースを応援。ゴールの瞬間は声援があがり喜びをかみしめた。

 岡田代表は「ここを狙って育成してきたので、GⅠ優勝は本当にうれしい。身体が小さく生まれてきたが、見事に期待に応えてくれた」と笑みを浮かべた。次走は、馬の状態を見てだが、今年最後のGⅠ有馬記念を視野に入れている。

 レース後は、牧場事務所に大野克之町長やJAしずないの片岡博組合長のほか、牧場関係者らが駆け付けスタッフとともに万歳で勝利を祝った。

 大野町長は「菊花賞は、勝つことが難しいと言われているだけに本当にうれしい。市場で馬も売れているので優勝は好循環になる」、片岡組合長は「町内の馬が優勝して本当にうれしい。馬産地の励みになる」とそれぞれ祝福した。

 同牧場では、繁殖牝馬140頭のうち100頭が来年の出産を控えている。今後の出産馬の活躍がますます期待される。

万歳で優勝を祝う岡田代表(2列 目左から4人目)と牧場スタッフ

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