箱館ハイカラ號乗車会 貸し切り運行で思い思いに【函館】
箱館ハイカラ號の乗車会が24日、市電五稜郭公園前―湯の川電停間で開かれた。市民ら約30人が乗車し、車窓からの景色や客室に響く音などを楽しんだ。
函館チンチン電車を走らせよう会(高田京子会長)とNPO法人函館市電の熟練工の技を伝える会(村上英彦理事長)の主催。箱館ハイカラ號は新型コロナウイルスの影響で昨年度から通常運行を休止しており、この日は2団体が市企業局交通部の協力を得て、貸し切り運行として走らせた。
秋晴れとなったこの日は、駒場車庫を出発・終着点に午前に2回運行。1本目の車内では、参加者がカメラを手に車窓からの風景を撮影したり、機材を使って車内に響く音を録音したりする人もみられ、それぞれ思い思いの過ごし方で楽しんでいた。運行中、沿道にはカメラを構える人の姿も見られたほか、電車に手を振る親子などもいた。
乗車会の最後には乗車会参加を記念し、車掌から参加者へポストカードなどの記念品が手渡された。函館まちあるきガイドとして活動する函館市豊川町3の自営業、土田尚史さん(46)は「数年ぶりに乗車したが、運転士さんの高い技術により揺れが少なく、乗り心地も良かった。ハイカラ號にはこれからも活躍してほしい」と話していた。
関連記事
樽前アートフォトコンテスト受賞 金賞に小田嶋さんの作品「待合室」
苫小牧市樽前地区の魅力を写真で伝える「樽前アートフォトコンテスト2023」(実行委員会主催)は、市内外から作品171点が寄せられ、最高位の金賞に市内錦岡の小田嶋清幸さん(72)が撮影した「待合室」...
金額 2年ぶり前年割れ 秋サケの記録的不漁響く 苫小牧市23年
苫小牧市は2023年の市内漁業統計(速報値)をまとめた。魚介類の漁獲量は前年比5・2%減の6060トン、漁獲高は4・2%減の18億8500万円(100万円未満は切り捨て)。秋サケの記録的な不漁が響...
室蘭商工会議所創立100周年 百寿の節目盛り上げ、交流フェスタなど事業多..
室蘭商工会議所(中田孔幸会頭)は今年、創立100周年を迎える。99周年の白寿だった昨年は、無料循環バスの運行やスタンプラリーなどを中島地区で開催して、地域循環の手法を整えてにぎわいづくりに臨ん...
「メレンゲクッキー」登場、地元名産「藍」を使用 伊達高等養護とシャトンが..
伊達の名産「藍」を活用し地域と交流を深める伊達高等養護学校(吉野隆宏校長)は、山下町の洋菓子店スイーツショップシャトン(西村聡美店長)とコラボし「藍のメレンゲクッキー」を商品化した。西村店長は...
最新技術で災害に強く 工学院生、登別のまちづくり検討【登別】
減災ドローンや仮想空間を活用 北海道大学公共政策大学院による「防災・減災・レジリエンス ウインタースクール」が、登別市札内町の日本工学院北海道専門学校で行われた。情報処理科・ITスペシャリスト...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館山山頂展望台の混雑解消、魅力向上へ 市が新年度から取り組み【函館】
2速度取り締まり新車両「レーダーパトカー」 広範囲を検知【十勝】
3丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
4町内初のローソン開店へ Aコープ上厚真店跡に進出 住民ら歓迎 イベントも 厚真
5函館市内10カ所でスタンプラリー 函館市「コナン」特別イベント【函館】
-
1
函館山山頂展望台の混雑解消、魅力向上へ 市が新年度から取り組み【函館】
2虎杖浜ホテル、2日改装オープン 温泉棟新築/休憩所に琉球畳【白老】
3ウイスキー「立春」充填作業開始【厚岸】
4五稜郭病院、道南初のIBDセンター開設 炎症性腸疾患の患者に対応【函館】
5各地の逸品、人気 グリンデパート「うまいもの市」【室蘭】