展示中心に2年ぶりの開催【浦河】
「第47回うらかわ消費生活展」が21日、浦河町総合文化会館で始まった。昨年は新型コロナの影響で中止し2年ぶりの開催。
同展は浦河消費者協会と町消費生活センターの共催。道消費者協会、浦河警察署、北方領土復帰期成同盟日高地方支部の後援。例年はフリーマーケットも実施されにぎわいを見せていたが、今回は新型コロナ感染防止対策により中止した。
展示がメインで、初開催の北方領土復帰コーナーではパネル掲示や返還運動署名コーナーのほか、リーフレットやグッズの配布。ほくでんネットワークコーナーでは再生可能エネルギー・環境PRパネル展。日高振興局環境生活課は10月の3R(環境と経済が両立した循環型社会を形成していくためのワード)推進月間の紹介と農務課は食育パネル展、森林室は「北海道の木と森林をもっと知ろう」と題したパネル展のほか、コースターのプレゼント。
行政相談コーナーは新型コロナの影響で例年行っている相談は中止し、パネル展のみとなり、浦河地区保護司会は「社会を明るくする運動」のPR。主催する浦河消費者協会と町消費生活センターは会員手づくりのヘアーキャップとマスクケースなどの展示や消費生活相談パネルが展示されている。
ほか、ひだか東農協のいちごや特別栽培米の販売もあり、正午からは町内のパン屋「ぱんぱかぱん」(21日限定)、かつめしの販売もあり盛況だった。
また浦河警察署コーナーでは、北海道交通事故被害者の会「いのちのパネル展in浦河」が開催され、道内で交通事故に遭った被害者の写真と家族の手記などが記載されたパネルを掲示し、交通事故の悲惨を訴えている。ほか、飲酒運転根絶キャンペーンPRや悪質商法対策の紹介、啓発グッズの配布も行っている。
浦河消費者協会の小林美代子会長は「昨年は新型コロナの影響で初めて中止になって、今回もフリマができなくて残念だが、開催できてよかった」と安堵していた。
同展は22日まで。時間は午前10時半~午後2時まで。正午からかつめしの販売や先着30人に消費者協会が発行した「漬物レシピ」がプレゼントされる。
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