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苫小牧民報

世界最高齢のプログラマーら講師に 30日に「熱中スクール」 学び続ける大切さ伝授 白老JC

白老青年会議所(JC、笠井雄太郎理事長)は、30日に「熱中白老JCスクール」と題した講座イベントを白老町総合保健福祉センターで開く。世界最高齢のプログラマーや冒険家らを講師に招き、年齢に関係なく挑戦したり、学び続けたりする大切さを伝える。白老JCの笠井理事長は「子供から高齢者まで誰でも参加でき、生涯にわたり学ぶことの意義を知ってもらえれば」と呼び掛けている。

熱中白老JCスクール」をPRする白老JCの笠井理事長(右)と金野大輔専務理事

 白老JCは今年の活動スローガンとして「学びによる豊かなまちの創造」を掲げており、具現化する取り組みとして今回のイベントを企画した。

 講師は、IT(情報技術)普及に努める若宮正子さん(86)=東京=、冒険家の荻田泰永さん(44)=神奈川県=、ITや医学の独立系研究者として活躍する浅田一憲さん=札幌市=の3人。

 若宮さんは、金融機関を定年退職する直前に独学でパソコン技術を習得。学びを深め、81歳でスマートフォン向けゲームアプリを開発し、「世界最高齢のプログラマー」として注目を集めている。荻田さんは、北極圏など極地の単独徒歩行に挑み続け、2018年には無補給・単独歩行での南極点到達に日本人として初めて成功。「植村直己冒険賞」も受賞した冒険家として活躍している。

 浅田さんは、医学とメディアデザイン学の二つの博士号を持ち、研究活動を続けている。生涯学習などを推進する一般社団法人熱中学園(東京)の熱中小学校江丹別分校(旭川市)校長も務め、生涯にわたり学ぶ環境づくりに挑んでいる。

 白老JCの講座イベントで若宮さんは「デジタルのすすめ」、荻田さんは「冒険のすすめ」、浅田さんは「チャレンジのすすめ」と題して授業を行う。参加者と講師の意見交換の時間も設ける。

 笠井理事長は「学びを通じて人としての成長を促すことは、地域の活力創出にもつながる。生涯学習や、学び直しの大切さに気付いてもらうイベントとしたい」と話す。

 当日の開催時間は午後1時から5時半。参加は無料。会場の定員は50人、オンライン参加は同300人。申し込み方法など問い合わせは、白老JCまちづくり委員会の米本智昭さん 携帯電話090(6265)0157。

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