多くの参加者が楽しんだクイズ大会

　はこだてみらい館（若松町、キラリス函館３階）は１６、１７日の両日、鉄道クイズ大会「鉄道王」を開いた。子どもから大人まで多くの鉄道ファンが、駅名や切符の料金など鉄道に関するクイズを楽しんだ。

　同館の５周年記念企画「函館と鉄道のみらい展」（２７日まで）の一環。「鉄道王」は１６日にＪＲ北海道函館支社監修編、１７日に道南いさりび鉄道監修編を開催。クイズは駅名の読み方といった簡単な問題から料金やダイヤを詳細に把握していないと解けない難問まで約２０問用意。最後まで正解した参加者には各社のグッズが配られた。

　鉄道が好きで訪れたという函館中部高校２年の金澤颯さん（１７）は「クイズは普段使わない路線だったので難しかった。鉄道についてこれだけたくさん見ることができる機会は少ないのでうれしい」と笑顔で話した。次回の「鉄道王」は２３日にＪＲ貨物北海道支社監修編、２４日に函館市電監修編を予定。時間はともに午前１１時半から。

　企画展では、ＪＲ函館支社、いさ鉄、ＪＲ貨物北海道支社、市企業局交通部が協力し、展示パネルやフォトスポットなど鉄道に関する体験ブースが設けられている。参加は無料だが入館料が必要。