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日高報知新聞

改めて拉致問題に関心【浦河】

 政府拉致問題対策本部と道共催の映画「めぐみ」上映会が18日、浦河町総合文化会館で開かれ、来場者が北朝鮮の拉致問題について関心を深めた。

 映画は横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて44年、昨年6月には拉致被害者家族の先頭に立って救出活動に尽力した父親の横田滋さんが死去。拉致問題の解決に向けては政府の取り組みを後押しする国民世論の高まりが必要と呼び掛けるヒューマン・ドキュメンタリー映画。

 道では拉致問題の啓発の一環として毎年映画上映会を開催。拉致問題について関心を持ってもらうよう市町村や関係団体と連携し、各種事業を実施している。

 1970年ごろから80年ごろにかけて多くの日本人が不自然な形で姿を消し、これらの事件の多くは北朝鮮による拉致の疑いが持たれている。政府ではこれまでに17人を拉致被害者として認定し、それ以外にも警察庁が断定した人が2人、拉致の疑いが排除できない人々が多数いるものと推測される。

 北海道では政府認定は1人、警察庁が判断する拉致被害者は2人、また拉致の可能性を排除できない人は85人(全国878人)となっているため、「拉致問題は身近なもの。皆さんで共有していきたい」と来場した人権擁護委員や行政機関、一般の約50人へ呼び掛けた。

 最初に内閣官房拉致問題対策本部事務局から拉致問題の解決に向けた政府の取り組みについて説明があったあと、映画が始まった。

 来場者たちは90分間の映画に目が釘付けになり、拉致被害者の救出活動をする家族の戦う姿勢に胸を打たれ、真剣に見入っていた。

映画で拉致問題を考えた上映会

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