「さまざまな料理に合う万能辣油です」と話す佐々木代表

インフォセンターでも販売

　白老町大町のカフェ「Ｒａｎａ　Ｐｉｒｉｃａ」（佐々木美保代表）が、調味料製造のＴＳＯスタッフ（苫小牧、太田正輝代表）と共同開発した「北海道ナンプ辣（ラー）油」が好評だ。辛みの中、「北寄魚醤（ほっきぎょしょう）」のうまみが加わり、ギョーザや焼き肉などさまざまな組み合わせを楽しめる。

　誕生のきっかけは、カフェで働く中国・四川省出身のシェフが「日本の辣油では辛さが物足りない」と感じ、自家製の辣油を作ったことだった。

　今春、太田代表がカフェに寄った際、料理に添えらたひと味違う辣油に注目。「自社の北寄魚醤を混ぜたらさらにおいしくなる」と感じ、配合比率などの検討を重ね製品化した。

　佐々木代表は「黒酢に混ぜてギョーザのたれにしたり、ドレッシングにしてもいい。タバスコ代わりにパスタやピザに使ったり、マヨネーズと混ぜても最高。これからは鍋にも」と自慢の味をＰＲしている。

　商品は６０グラム入りで税込み６８０円。カフェのほか、白老駅北インフォメーションセンター・ポロトミンタラで販売中。ＴＳＯスタッフのホームページからも購入できる。