多くの人々でにぎわったハック秋祭り

スタンプラリーや縁日など

　白鳥台ショッピングセンター（ＳＣ）ハック（室蘭市白鳥台）の「ハック秋祭り」が１７日、同ＳＣで初めて開かれた。開店と同時に多くの人々が詰め掛け、買い物やイベントなどを楽しんだ。

　訪れた来場客にスタッフが、２店舗で買い物をすると、ハックで使用できる商品券が当たる抽選に応募できる「お買い物スタンプラリー」の用紙を配布。中学生以下の子どもたちには、集めるとお菓子がもらえる「宝探しスタンプラリー」の用紙が配られた。

　親子連れや子どもたちは、施設内に配置されたスタンプを求め、元気いっぱいハック内を探索。同ＳＣ商業協同組合の田中健太理事長は「ハックを遊び場にしたことにより、白鳥台やＳＣの魅力を感じてもらえればうれしい」と目を細めていた。

　ハック２階の縁日コーナーでは、子どもたちが射的や輪投げなどに挑戦。店外には室蘭やきとりなどを販売する４台のキッチンカーが並び、来場客が列を作った。そのほかにも、早食い競争や、白鳥台うまいものマーケットなどが開催され、会場は終始にぎわっていた。

　本室蘭中学校に通う友達同士の佐藤大翔さん（１２）と加々谷省吾さん（１２）は「早食い競争に出場したい」と張り切り、開店と同時に来場。店内を歩き回り、「スタンプを探すのが楽しい」と、秋祭りを満喫していた。

　ハックでは毎年ビアガーデンを開いていたが、新型コロナウイルスの影響で開催できず、代替イベントとして秋祭りを行った。企画や運営は、合同会社ＳＵＭ－ｉ－ＣＡ（スミカ）が担った。