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淨誓寺が1次避難所に、災害に備えて室蘭市と協定【室蘭】
室蘭民報 - 2017/08/10 11:38
1次避難所利用に関する協定書を交わす岸田住職(右)と青山市長
 相次ぐ自然災害に備えるため、室蘭市は9日、淨誓寺(岸田理住職、御前水町1)と1次避難所として施設利用の協力を受ける協定を締結した。市が市内の寺院と避難者を受け入れる同様の協定を結んだのは2例目。青山剛市長と岸田重職が協定書に調印し、協力関係を確認した。

 淨誓寺は鉄筋コンクリート造り延べ429平方メートル、2階建ての会館を併設する。耐震改修をしており震度4~5にも耐えられ、海抜約65メートルの高さにあるため、津波、土砂、洪水に強く、災害時での利用が可能だ。

 1次避難所には本堂の外陣、和室(2部屋)、会館大広間の計218平方メートル(収容人数66人)の各スペースを確保。地震や風水害の発生時や、災害の恐れがある時に市民らが一時的に避難できる場所にする。

 地域によって指定避難所までの距離のばらつきが問題となっていたことから、市が同寺に交渉し、減災を目的とする地域貢献の一環として協力の了承を得た。市によると1次避難所は市内114カ所となった。

 調印式で青山市長は「御前水地区は住民が避難する施設は多くはない。今回の協定により住民の安心につながる。いざという時に力をいただければ」と期待を寄せた。

 岸田住職は「住民が安心できる場所が一つでも増えればと思っている。寺は地域とのつながりの中で支えられており、このような形で還元できるよう連携していきたい」と述べた。
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